投資は情報量と分析力がすべて

ファンダメンタル、テクニカルの双方を見ながら経済の先行きを分析します(内容は自己見解に基づきます。投資は自己責任でお願いいたします)

日経平均急落と円高進行-どこまで進むのか

昨日、世界的にリスクを含むので株は近いうちに調整するかもしれないとは書きましたが、まさか今日、しかもこれ程急落するとは思っていませんでした。

 

本日は以下3点について書きます。

 

①【違和感】急落したのは日経のみ(2230時点⇒米国はまだ分かりません)

中国なんて、上昇しました。

欧州も今のところマイナス0.5~0.7%くらいで、大きな下げとは言えません。

 

どうして日経平均だけが急落したのでしょうか。円が上がったから株が下がったのか、株が下がったから円が上がったのかは現状良く分かりませんが、本日は先物出来高が通常の倍(売り)程度という話も出ていますので、先物主導なのかもしれません。

欧州も急落していたら、来週に控えたEU離脱のリスク回避に原因を求めることができましたが。

 

なお、G20の直前2週間程度は、ダウに対して日経平均が強く、日経はあまり下がっていませんでした(仕事で疲れて今の気分的にチャートを貼るのが面倒なので・・・申し訳ありません)。

 

下げ止まったので一転上昇し、そこから昨日の高値に至るわけですが、その高値を目指す過程の出来高があまり多くありませんでした。出来高が伴わないのに大きく上げる/下げる場合は、経験的に元の価格に戻すことが多いので、それもあるかもしれませんが、ここまで下げた要因は現時点でははっきりしません。

 

ちなみに、ソフトバンク上場の換金売りなんて意見も聞かれましたが、それはないと思います(笑)。

急落前に23000円近辺での出来高が多かったことから、22600円でも含み損を抱えている方が多いと推測されます。それにも関わらず、本日の下げ場面で、「ソフトバンクを買うためなら喜んで損失を確定してでも現金化します!!」という投資家がどれほどいるでしょうか。普通、これだけ下げるなら明日は戻すかなと思って、放置しませんか?10月から放置しているんだし。

日経平均を500円以上急落させるソフトバンク・・・無いんじゃないかな

 

ドル円も114円の節目に負けて急落

昨晩、株高に対してドル円が円安方向に進まない違和感を述べましたが、その通りの結果となりました。大きく円高が進み、112円台です。

 

これはチャート的には114円の壁に押し返されたこと、ファンダメンタル的には、既に当ブログで書いた通り、金利と経常収支の方向性がドル高に進みにくいことが挙げられます。当面は、112円付近を目指して円高が進むかもしれません。

 

イールドカーブ フラット化

リーマンショック以来となる、イールドカーブのフラット化が遂に起こりました。昨年か今年の初めくらいからその可能性が示唆されていましたが、景気好調だったため、フラット化は起こりませんでした(長期金利・・・景気、短期金利・・・FRB政策が左右)。

・・・が、景気悪化が懸念されることから長期金利が落ち、遂にフラット化しました。

 

イールドカーブフラット化が過去起こった際は、高確率でその後に景気後退が起こっているため、今回も同様に景気が後退するのかどうかがポイントとなります。

 

もちろん現時点では知る由もありませんが、注意すべき項目です。

 

明日の日経平均

最後に、明日の日経平均ですが、本日日経が急落したにも関わらず、日経平均先物があまり反発していません。米国がオープンしないと分かりませんが、日本時間の夜中になってもあまり戻さない場合は、明日もう一段の下げがあるかもしれません。

 

 

 

ちなみに、本日の急落についてアナリストの方々は「米中貿易戦争 不安再燃」、「懸念が重しに」など記載されていますが、昨日まで「不安一掃」「ドルは115円へ」的なことを書かれていましたが、一日で世界情勢は真逆になるんですかね・・・。

 

 *当ブログは自己見解に基づいており、特定の買い・売りを推奨するものではありません。投資はご自身の判断に基づいて行ってください。